子供のうちはたくさん遊び、たくさん騒ぐことが当たり前なのですが、、いざ、集中しないといけないときに集中できてお子さんは集中できていますでしょうか?
お子さんが小さいうちはブロックのおもちゃやパズルなど頭を使うおもちゃなどで集中力を養う訓練ができますが、大きくなるにつれて「この子はどうしたら集中力がつくのだろう?」と思うことがあると思います。
実際に私の子供たちもそうでした。集中力を高める方法について試行錯誤しながら、徐々に集中力がついてきております。
子供にとって集中力がつく環境はまず、「静かなところで何かを行う」ことと「考える力を必要とすることに取り組む」ということが大切です。
集中することが苦手な子は普段から静かな環境に慣れておらず、また、考えることを苦手とします。
静かなところで何かを行う
子供にとって静かな環境に身を置くことはあまり経験できることではなくなってきてます。
テレビやスマホ、タブレットやゲームといったいつでも楽しめるツールがあるが故に、お子さんはそのツールを使うことに一生懸命になってはいないでしょうか?
受験の時にすぐに携帯電話を触るなどしてほかの誘惑に負けてしまったことがある経験をされている人はほとんどではないでしょうか?
今からの受験や自宅での勉強、もしくは授業や絵を描いたりすることに集中力はとても必要です。
小さいうちに集中力をつける訓練はとても容易にできます。
それは静かな環境に身を置いて、何かをやってみるということです。
静かすぎる環境に身を置くこと自体が経験ない子もたくさんいると思います。
しかしながら、しゃべることも許されないような空気の中に身を置くことで自然と目の前に用意された課題に対し、考え、集中する力が付きます。
考える力を必要とすることに取り組む
子供の集中できる時間はそう長くはありません。
5歳であれば10分持てばとてもよくできたほうだと思います。
小学生になれば「学年X10分」は集中してほしいものです。
そのために大事になってくる集中時間を伸ばす方法ですが、子供にとって集中する時間を伸ばすハードルが低いことは
- シンプルなことをやっていて、出る成果もシンプルでわかりやすい
- ゲーム性を持っている
先ほど述べた「静かな環境に身を置いて何かをやる」ことと、「シンプルなことをやっていて、出る成果もシンプルでわかりやすい」、「ゲーム性を持っている」の3つのポイントから集中力のつく習い事ついて紹介します。
今回は私の子供たちの実体験を踏まえて集中力がつく・ついた習い事のおすすめを4つ紹介していきます。
書道・硬筆
- おしゃべりをすることが許されない環境・空気がある
- やることと結果がシンプル。考え込まず、弱点に対する対策もシンプルに行える。
無言でただひたすら自分自身の目指す字や書に向かって取り組む書道や硬筆は子供にとって複雑な点もなく、取り掛かりやすい、取り込みやすいです。
静かな環境も用意されているという点は非常によく、将来受験勉強などで役に立つこと間違いなしです。
ピアノ
- 適当にやると曲が全く弾けないため、必然的に集中する
- 両手を同時に動かすことが必要となり、頭で考えることも必要となる
- 間違えたらできるまで同じところを繰り返す
ピアノは両手を使うことで右脳も左脳も両方おおいに活動します。
また、両手で引きながらもできるまで繰り返し行うことが必要とされ、できないことに対する挑戦する心やできないことを克服する心を養うことができます。
また、ピアノの習い事は先生とマンツーマン指導が多く、指導を受けながらしっかりとその時間を集中して取り組むことが求められるため、必然的にその時間集中する力が付きます。
囲碁・将棋
- 静かな環境の中に身を置くことができる
- ゲーム性があり、どうしたら相手に勝つことができるか考えることができる
- 相手の動きを予想し、次の手を考えるなど、考えることが止まない
囲碁将棋は皆さんのイメージ通りでもあると思いますが、静かな環境の中でしっかり戦略を考え、次の1手またその次の1手と考えることで集中力が養えます。
また、ゲーム性があり、相手に勝つためにはどうすればよいかをひたすら考えながら進行していくため、子供たちの集中するきっかけも容易で集中時間も大幅に伸びます。
知育系塾(頭の回転を速める・考える力をつける塾)
- 子供の興味を引くような課題・問題が多く、子供が考えようとする
- 少人数型でやっているため、騒がしくなく、先生のフォローが行き届く
- 勉強としての問題の難しさでなく、生きる中で必要となる問題を解くことが多く、入り込みやすい
私の子供がやって一番効果があったのが知育系塾です。
これは勉強を教えるのではなく、考える力や発想力を鍛えるような塾です。
図形などを多用し、頭の柔らかさを強化したり、暗記する力を強化したりとやることは様々ですが、どの問題や課題も子供が興味を持って取り組むようにできています。
必然的に子供が自ら考え、解けるまで考えることをやめなくなり、できなければ「なんでそうなるの?」という風に探究する心まで付きます。
子供にとって誘惑の多い現代社会で、誘惑に負けずに集中することはとても難しいです。
しかしながら普段はそうでも週に1回や2回の習い事の時に集中する力をつけておけば、中学生、高校生になったときに大きく活きてきます。
ぜひ小さいうちから集中力をつけることができる環境に少しでもおいてみてください。
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