どうしていいかわからないときは本内容を確認してみてください。
電源ランプもつかない場合
- 電源ケーブル、バッテリを取り外し、3分ほど放置。その後起動できるか確認する。
→上記実施にて基盤上に溜まった電荷を放電し、起動できる場合がある。 - USBマウスや外付けHDDなどの接続機器を外し、本体と電源ケーブルのみにして起動できるか確認する。
→USB接続機器などが起動の妨げとなっている場合がある。
電源ランプは点灯するが、画面が真っ暗な場合
まずは「電源ランプもつかない場合」と同様に、放電を試す。それでもNGの場合は以下を試す。
- ディスプレイのバックライトが切れている可能性があるため、懐中電灯などを使用し、画面を照らし、微かに画面が表示されていないか確認する。
→微かに表示がある場合はディスプレイのバックライトが切れている。バックライト切れの場合は修理となる。外付けディスプレイを接続し、使用することは可能。バックアップを取り、修理へ。 - 外付けのディスプレイを接続し、画面が表示するか確認する。
→もう一つ画面をパソコンに接続し、接続した画面側で画面表示ができるか確認する。
画面表示できれば、パソコン側のディスプレイ故障となり、修理となる。バックライト切れの時と同様に外付けの画面でパソコンを使用することは可能。
バックアップを取り、修理へ。
電源は入るが、音が鳴り、再起動を繰り返す場合
まずは電源ケーブルとバッテリを取り外し、3分ほど放置し、起動を試す。
- ビープ音と呼ばれる短い「ピー」音が鳴って起動しない場合は音の規則性を確認する。
「1-3-3-1」のテンポでなる場合・・・メモリ不具合検知。取り外し、端子清掃を行うか、取り外しが難しい場合は修理に依頼する。
メーカーによっても音のパターンは変わることもあるため、音のパターンを確認することが必要。 - 音が鳴った後の黒い画面に英語で表示されるメッセージを確認する。
音が鳴り、英語のメッセージが表示されるパターンの多くはマザーボード上のボタン電池が切れ、マザーボード上で保持している時刻が初期化された場合に発生することが多い。
電源を接続し、BIOSにて時刻設定をし直すと解消する。
しかし、ボタン電池の劣化が起きているため、PCバッテリがなくなると、同じことが起きる可能性がある。
電源は入るが、黒い画面に英語の文字で止まっている場合
まずは電源ケーブルとバッテリを取り外し、3分ほど放置し、起動を試す。
黒い画面に表示される英語の文字に注目する。
「Non bootable device」や「Start PXE over IPv6」が表示されるパターンが多い。
この場合はどちらもOSを起動するメディアが見つからないことを示す。
- 外付けのUSBメモリがついている場合は外し、CD/DVDドライブにメディアが入っている場合は取り除く。
→HDD/SSDを読み込むにあたり、他のメディアが読み込みを邪魔している場合があるので、他のメディアは外して起動するか試す。 - BIOSを起動し、「Boot Priority Order」の上位にHDDもしくはSSDが存在しているか確認する。また、HDDもしくはSSDにしっかりと容量が表示されているか確認する。
→BIOS上にてHDDまたはSSDの表示がなかったり、容量表示がない場合はHDDもしくはSSDが故障している場合がある。
電源は入るが、青い画面に英語の文字で止まっている場合
まずは電源ケーブルとバッテリを取り外し、3分ほど放置し、起動を試す。
青い画面に英語表示で止まっている場合は主にWindowsでエラーを検知した場合に表示される。
- Windowsにて検知したエラーの場合はストップエラーコード0xが原因の切り分けに有効となる。表示されたコードをマイクロソフトページにて確認もしくは表示されたQRコードを携帯端末で読み取り、アクセス先に従い、対処することも有効。
電源は入るが、「修復中」が表示され、再起動を繰り返す場合
「修復中」が表示されている場合はWindows系のプログラムの乱れを修復している。
所要時間は30分と短い時もあれば、3時間以上など長い時もある。
「修復中」が表示され、表示が消えて、再起動されても「修復中」となる場合は下記を試す。
- 外付けHDDは外付けUSBが接続されている場合は取り外し、起動を試みる。
→外付け媒体が起動を妨げている場合がある - 復元ポイントに戻せるか試す
→復元ポイントが存在している場合は戻してみる - セーフモードで立ち上げ、立ち上がる場合は最後にインストールしたプログラムなどのアンインストールを行い、起動するか試みる。
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